NEWS & EVENT
私たちのはじまり……ブライトアップができるまで
2021.11.11
シンペイとスティーブンの出会い
私たちのはじめての本、『BIG TALK』(ビッグトーク)は、すでにお読みいただけたでしょうか。
この本では皆さまに、人生をデザインすることの重要性をお伝えしています。
すべての夢を実現し、豊かな人生を築きたいと願う人は大勢います。しかし、私たちの行く手にはさまざまな障壁が立ち塞がり、夢の実現を先送りさせます。
本では、そんな障壁を「バリア」と呼んでいます。
バリアを乗り越えるために、必要なのは「バディ」(仲間)の存在です。
バディと互いに刺激し合う言葉をかけあうことで、私たちはどんなバリアをも乗り越えていく力を持ち得ます。
その効果は、このサイトでも存分に紹介していく予定です。
ブライトアップの運営者であり、『BIG TALK』(ビッグトーク)の共著者である私たち、シンペイとスティーブンも、まさに「バディ」として、お互いを高め合ってきました。
私たちが出会ったのは10歳のときです。
当初から気が合い、ずっと仲のいい友人でした。学生のころから語り合ってきたことは「将来、お互い成功して、一緒に社会貢献しよう」ということでした。
正直なところ、学生だった私たちは、「社会に出て成功する」や「社会に貢献する」ということが、どういうことかもわかっていませんでした。
そのため、具体的な中身なんて決まらず、漠然とした話でしかなかったのですが、それでも「いつか一緒に社会に貢献する」ということは、40歳を超えても共通の夢でした。
周囲からは「大ぼら吹き」などと影で笑われていたのかもしれませんが、私たちは本気でした。
大学卒業後、スティーブンは比較的早くからファッションの業界で起業家として成功していきます。
シンペイは20歳のときに障害者となり、大幅な人生の岐路の変更を余儀なくされます。それでも障壁を乗り越え、米国法科大学院を卒業し、外資系企業でキャリアを積み重ねていきます。
お互いに違う道を歩み始めた二人ですが、私たちは「成功しよう」「夢を実現しよう」などという話を25年以上の長きにわたって、ずっと繰り返してきました。
その背景には、シンペイの父であり、スティーブンが第二の父と慕う、「ドクター佐藤」という通称で知られた、作家/実業家・佐藤富雄の存在がありました。
佐藤富雄は、2000年代に「口ぐせ理論」を掲げ、脳科学者として、自己啓発分野で活躍したパイオニアの一人です。
私たちはそんな大きな存在から、「成功することは、社会に貢献することだ」と教えられ続けました。
自己啓発の世界に挑戦しよう!……すべてその言葉から始まった
そんな私たちが、ついに夢のひとつを実現しました。
きっかけはコロナ感染の最中だった2020年。お互いに対策をしながらも昔からの習慣を継続し、レストランでマスクをしながら、二人で語り合いをしていました。
世の中の先行きが見えない現在だからこそ、シンペイは提案しました。
「父がかつてやっていたように、僕らも自己啓発の道に飛び込んでみないか?」
シンペイは障害者でありながら、マネジメントの分野で成功を収めてきました。
自身が実践してきたメソッドは、障害者はもちろん、学生・主婦層・シニア層にも実践できるメソッドです。
スティーブンは、日本で生まれた外国人という立場のマイノリティです。
今では世界でも限られた富裕層の一員となった彼のメソッドは、自己実現を目指す人々にとっての指針になります。
そう思って、二人で企画書を作成し、出版社に「私たちのメソッドを本にして、世に出したい」と提案しました。
ところが、道は決して簡単ではありませんでした。執筆経験のない私たちの企画は、「未知数」という評価を受けます。
しかし、恵まれていたのは、編集者には生前の父と一緒に作品を作り上げた人々が大勢いたことです。
そんな編集者から、知り合いの編集者へ。その編集者から、さらに知り合いの編集者へ。
私たちのプロジェクトは、出版業界でもおそらく異例だと思われる、会社の垣根を超えた多くの方の尽力によって、最終的にはすばる舎で出版できることになりました。
多くのビジネスを成功に導いてきたスティーブンです。シンペイと共に考えたプロジェクトは必ず多くの人の役に立つと信じ、「諦める」などという選択肢は、最初から頭にありませんでした。
日本中の出版社から否定されたのであれば、自費出版で本を世に出す選択肢だって考えていました。平行して、その頭の中では、本を世に出した後の様々なプロジェクトが生み出されていました。
これからその一つひとつが、ブライトアップで具現化されていきます。
子どものときからの夢の実現を、私たちは一緒に踏み出しました。
これから学ぶべきことはたくさんありますが、多くの人のお役に立ち、一人でも多くの方が素晴らしい未来を手にできるように努力していきます。
ぜひ皆さまには、今後のご支援をいただけたら幸いです。